2023/10/01
質問きました。
「読書した方がいいですか?」
結論
↓
した方がいい
ただし、読書は国語の成績を上げるため、読解力をつけるために行うものではありません。読書をしたところで、その成果は限定的なものです。読書して国語の成績が上がる、読解力がつくのであれば、国語の授業中ずっと読書してればいい、国語なんて勉強しなければいいことになってしまいます。そもそも、読書をして国語の成績が上がった、読解力がついたという報告を聞いたことがありません。
ではなぜ読書をした方がいいのか。それは知識、教養を得るためです。人間が生きているうちにできる経験なんてたかがしれています。自分ではできない経験を、自分では考えられないことを得られるのが読書です。それが人生を充実させてくれるのです。
おまけつきのお菓子があります。おまけ目当てであれば、お菓子の部分はいらないことになります。しかし、その商品はお菓子ですので、おまけだけぬいてお菓子を捨ててしまっては、多大なる損失になります。お菓子をしっかり味わってその上でおまけを楽しめれば、こんなに豊かなことはありません。
読書も同様です。国語の成績、読解力など所詮は読書のおまけ部分です。本体である知識、教養を味わい、その上で国語の勉強での結果を楽しめればいいのではないでしょうか。おまけ目当てで読書をするのはちょっと残念です。それは、その著作を書いてくれた方に失礼ですよね。
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