2023/10/05
質問きました。
「速読はできた方がいいですか?」
結論
↓
できなくてもいい。それより読み方に強弱がつけられるようにしよう。
読み方の話の前に、聞き方の話をしてみましょう。といっても、難しい話ではありません。聞き方については、どの人もすでに自然にそういう形にしているのです。
例えば、校長先生の話を聞く場面を考えてみてください。校長先生の話は長い話の代名詞ですよね。昔であれば、立ったまま聞かされていました。ではその話を最初から最後まで聞いていましたか?はじめから聞かないということもありますが、とりあえず耳に入ってきて、なんとなくその話の大筋をつかむことができますよね。今日の校長先生の話の中心はこういう内容だった、と簡潔にまとめ直すことができますよね。それは集中して全部を聞いていなくてもできるのです。それは、聞くべきところと、聞かなくてもいい(というと語弊があるので、集中せずに聞き流してもいい、としておきましょう)ところがあるからです。要するに、私たちは、長い話、長いスピーチに関して、読み方に強弱を自然につけているのです。
さて、速読の話です。速読プログラムもありますが、それに精通していなければ、単に雑に読むということに終わってしまいます。最初から最後まで高速で読むというのではなく、最初から最後まで強弱を付けながら読むようにトレーニングをしていくのです。そういう意味で「速読は必要ない」と申しているのです。それよりも、文章の読み方の強弱の付け方を習得するようにする方が正答率が上がります。
以上の内容について、以前instagramに投稿しています。ご参考まで。
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