2023/10/09
質問きました。
「小春学院のこれからについて教えて下さい」
結論
↓
本質に立脚したあらゆる国語教育の実践を行いながら、児童・生徒の読む力、書く力、話す力を育てていきます!
国語が大切だと言われていながらやや中途半端な扱いとなっているのが国語という教科です。塾の中には、国語はオプション扱い、国語は選択しなくてもいい、国語は後でちょっと勉強すれば大丈夫、と見なし、国語学習の機会が他教科より少ないのではないでしょうか。さらには、国語を学習する児童・生徒の中にも、たとえ国語の成果が望ましいものでなくても国語はいいやと考えて、国語を後回しにしてしまうことが多いのではないでしょうか。
国語が大切だと言われているわりには、塾、保護者、児童・生徒がその認識とは外れて、国語に対して本腰を入れて学習していないというのが現実なのではないか。その背景にあるのは、母国語である日本語の読み書きだからというある種の油断があるのではとも感じられます。それでも、現実はどうでしょうか。
児童・生徒、あるいは若者の読む力、書く力、話す力は以前よりも衰えているといった声が大きくなり、本を読ませたり、文章を書かせたりしていますが、その声が小さくなることはありません。それはなぜでしょうか。
例えば、逆上がりができないという場合、どのようなアドバイスを送りますか。
「逆上がりができないのならば、練習すればいいんだよ」
この類のアドバイスはしばしば耳にします。しかし、このアドバイスって何も中身がないことに気づかれますか?「練習する」といっても、何を練習すればいいのでしょうか。そもそも逆上がりをするために何ができなければいけないのでしょうか。その根本的な内容を何一つ伝えていないのです。
読む力がないのだからもっと読むようにすればいい、書く力がないのだからもっとたくさん書かせればいいという学習というのは、学習量に依存しただけの安易な解決で、読む、書くための具体的な必要項目をきちんと伝え切れていないのです。
確かに、読み、書きの経験の積み重ねは必要です。ただ、その経験を積み重ねる前に、読み、書きをする上で注意を払うべきことを十分に教えなければ、読み書きの回数の浪費で終わってしまうのです。
小春学院が行うあらゆる国語教育の実践は、読むため、書くために必要な項目を取り入れた内容なのです。そもそも、読むためには何が必要か、書くためには何が必要かを伝えることなしでは、それらの力を向上させることはできないのです。
「本質に立脚したあらゆる国語教育の実践」というのは、単に回数にい依存しない、国語教育の質の向上を図るということを目指したことなのです。これからも読むこと、書くこと、そして話すことの本質を追究し、多くの児童・生徒の皆さんにそれらを伝え、それらの力を向上させるために尽力していきます。
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