2022/09/09
こんにちは。
この記事のテーマは漢文です。
中学生・高校生からの需要はあまりなさそうですが、
こんな勉強をするといいという一つ提案を示しておきましょう
ポイントは「漢文に慣れる」ということです。
私たちが何かに慣れるというときにはいくつかの感覚が必要になります。
漢文の学習も感覚が必要です。
①耳、口が慣れる→書き下し文を音読する。
②目が慣れる→訓読文・白文を目で追う。
用意するものは
①教科書 ②ノート
作業1
教科書の訓読文を声に出してゆっくり読む。訓読文の読みに自信がない場合は、書き下し文でもよい。
作業2
教科書の漢文を白文で写す。
作業3
白文を読みながら、作業1で読んだ書き下し文を思い出しながら読む。目で白文の漢字一字一字を読む順序を確かめながら読む。<反復練習>
作業4
現代語訳をノートに写す。現代語訳を意識しながら白文を読む。
漢文の学習ではじめに大切にしなければならないのは、理屈ではなく感覚トレーニングです。細かな句形を学ぶのは後にしてもいいでしょう。まずは外国語としての漢文を、漢字一字一字に着眼しながらしっかり日本語として読み下す感覚を持つようにするといいでしょう。
もっとトレーニングしたい人は文庫板の「論語」を入手して、それで同様の練習をするといいでしょう。この積み重ねの後に、句形や単語の習得にはいると、初見の漢文にも対応できるようになってきます。
まずは、内容を知ってから漢文に慣れていくということです。
また時期をみて、漢文についても書いてみようと思います。
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