こんにちは。
勉強で苦手なことにぶつかると必ず話になるのは「量」、「質」の議論。
「やればいいってものじゃない…」
「数こなさなければ身につかない…」
数をこなすとなると時間がかかる。効率がよくない。そんなことから「効率よく勉強する」「この方法なら、時間を書けずに身につくよ」という効率的学習論。
効率性、無駄を省くといっても結果が出なければ、「ただの手抜きじゃない?」と周りから心配され、行き着くところ数量マッチョイズム。
両者の意見も分からないでもないのです。結局、バランスが大事。
何も考えなく、方向性も見いださないまま数だけこなしていても、時間の割には得るところがないでしょうし、かといって、効率性だけを追い求めて、数がこなしていなければ身につくものでもありません。
「量」と「質」互いの誤解をひもといてみればわかるでしょうか。
「量」…「とにかくやるだけ」という意味ではない。
「質」…「楽していい」という意味ではない。
アスリートを見てみましょう。
体づくりをするときに、闇雲に食べるわけでもないですし、闇雲に筋トレばかりするわけでもありません。
かといって、筋肉をつけるために必要な食事だけを食べて、あと何もしないということではありません。
考えて食事をするし、考えて筋トレもします。
勉強って結局「目標を達成するために何をするべきか」を考えて進めていかなければならないのです。
国語はどうなんだ。
もちろん、そのバランスは大事です。
例えば、文章読解問題。
単に問題集ばかり時間をかけて解いても正答率が上がるだけではないでしょう。
かといって、「どこを読めば分かる」という方法論を身につけても正答率は上がる訳ではありません。
大事なのは、読解問題に取り組む時に「何に注意しながら、読み、そこから何を考えるか」ということを意識(思考)することです。もちろん、それは1問、2問やったからできるわけではありません。かといって、そのことを意識しないで解きまくっても身につくはずもありません。
国語を学習するときに、何を大事にするべきか。今一度考え直してみてはいかがでしょうか。
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