こんにちは。
国語で「苦手な問題ランキング」を作れば、上位にありそうな問題が記述問題ではないでしょうか。
これは学年問わず「記述問題はできればやりたくないな」という気持ちになるはずです。
そんな記述問題が苦手な人はどんな気持ちなのでしょうか。
①何を書いてよいか分からない。どの程度書けばよいか分からない。
②どう書けばよいか分からない。どの言葉を使えばよいか分からない。
③答えになっているか不安。間違えていたらイヤだ。
記述問題の解き方云々の前に、まず向き合い方が消極的になっているはずです。
「まずはやってみよう」と強く言ったところで、なかなか筆は動かないのです。
そんなときに大事なことは、記述問題への不安を解消することです。
こんなステップでお子さんを導いてみてはいかがでしょうか。
①問い・設問は何を聞いているのかな?何を答えればよいかをいっしょに確かめる。(問われていることの確認)
②本文に戻る前に、文章の内容を思い出し、こんな感じの解答かなというイメージを確かめる。(事前解答作成)
③その解答に近い本文箇所にもどり、内容を確かめる。(本文確認)
④イメージと本文を照らし合わせて解答を書く。
※「とりあえず書く勇気」は大事。間違えても直してもらえる、という気持ちで書いてみよう。
※字数制限があるものは、字数制限を気にせずに自分の解答を堂々と書いてみよう。練習だったら字数オーバーもいい練習。(字数指定は、大人の都合。そんなことにふりまわせれないで!)
⑤解答を確認するときには、正誤はさておき、その内容の確認を十分に行う。
※問われていることに答えているかの確認。
※文の組み立て、文末処理などの確認。
※一字一句同じ解答になるはずないので、内容に大きなずれがない限り〇。
記述問題指導で大事なことは、「自分で答えが書けるんだ」という自信をつけさせてあげること。正誤云々はその次の話で、とにかく書いてもらわない限り正解の可能性はゼロです。だからこそ、いっしょにその問題を考える大人の存在が必要なのです。
いっしょに記述問題にチャレンジしませんか?
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