こんにちは。
最近ブログを更新続けています。どこまで続けられるか分かりませんが、「とりあえず今日も」という気持ちです。
「継続は力なり」という言葉をどこかしらでお聞きになったことがあるでしょう。続けることの大切さを伝える最適な言葉です。私がこの言葉を初めて聞いたのは小学校5年生の時だったと思います。その当時の担任の先生が好きな言葉がこの言葉だということで知りました。今思えば、その先生は毎日1枚ずつ宿題プリントを手書き(まだワープロもパソコンもない時代でしたから…)で作り続けてくれていました。「マイプリント」というタイトルで文章の書写、計算、漢字の書き取りがB4の紙1枚に集約されたプリントです。それが返却されると、ファイルに綴じるのですが、日に日にファイルが厚くなっていくのです。気が付けば綴じることが困難になるぐらいにパンパンになるぐらいになっているのです。
効率的、無駄を省いてという言葉が正義かどうかはわかりませんが、コツコツという泥臭い学習に学力をつけるためのヒントが隠されているように思います。もちろん、勉強の質も量も同時に補い合わなければ、伸ばせるものも伸ばせないのかもしれません。
話を「マイプリント」に戻しますが、私はこのプリントの中で「文章の書写」が好きでした。確か「オズの魔法使い」を書写していたと思います。毎日ほんの数行ずつです。左の手本を右のマスに書き写す。ただそれだけのことですが、真剣に取り組めば、書き写しながら文章を読み込むこともできるのです。先生が何故その書き写しを課していたかは分かりませんが、今、国語専門塾で教えていると、そういう非効率的な学習の中にある目に見えない効果を見直していかなけれならないのではと感じています。
国語の学習を効率的にということでいろいろな方法論が編み出されていますが、その底辺にこのような非効率的な学習の存在も認めていかなければならないのかもしれません。小手先の技術だけでは対応できない文章読解も数多く存在しますから…。
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