こんにちは。
当教室の取り組みを度々紹介していますが、もちろん紹介できる範囲のところまでにしています。とは言いましても、具体性に欠けるとこちらの発信内容に信憑性が疑われてしまいますので、今回は少し掘り下げてお伝えします。
小学生ベーシック国語特設個別講座には国語が苦手な児童の保護者様からお問い合わせがあります。当教室には難関中学受験国語特別個別講座もありますので、保護者の方には「実は難しいことをしているのではないか」と心配になるところもあるようです。ただ、体験授業を受講された後には、そのご心配も払拭されるようです。
苦手な子に対して、「それでは簡単なことからはじめましょう」というももちろんありでしょう。ハードルを下げれば、とりあえずまたぐことはできます。ただ、そこからはじめてしまうと、「簡単なことしかできないのか」「ここからしかできないのか」と子どもなりのプライドを損ねてしまう恐れもあります。
当教室の小学生ベーシック国語特設個別講座では、電話カウンセリングでの内容を考慮しつつ、難易度を上げた文章を選び、それを私といっしょにチャレンジしていきます。少し長めの文章を読み、選択問題、記述問題にもチャレンジしていきます。間違えたっていいんです。どうして間違えたかをいっしょに考えればいいのです。文章が分からなければ、遠慮なく言ってくれればいいのです。分かりやすく噛み砕いて内容をまとめてあげます。言葉が分からなくてもいいのです。きちんと教えてあげます。分かるものから始めれば、分かるに決まっているので、そこからは何も生まれません。分からないものから始めるから、分かるという実感をつかむことができるのです。おそらく、これまでに取り組んだ問題集の文章よりも長い文章を読みますし、難易度も難しいでしょう。でも、そばに先生がいて、うまく内容理解に導いていきます。1つ1つの問題を「作業」として取り組むのではなく、「挑戦」「学び」として取り組んでいくのです。文章を理解するために先生はいっぱいいろいろな話をします。遠く離れた現実の話も、あきらかなファンタジーの話も、その文章を理解できるように、事実、知識をふまえて丁寧に教えていきます。問題が解けるかどうかはその後の話。「文章を読んで」「内容が分かって」「問題が解ける」という正しい道のりをいっしょに歩む取り組みを、難易度ちょっと高めのテキストで進めています。だからこそ、国語が苦手だという児童も、こちらのレールに乗って、先に進むことができるのです。
そばに教える先生がいるのであれば、ぜひ挑戦的な文章に取り組んで、読む筋肉をつけてもらいたいですね。簡単な問題を解くことばかりの国語の学習では、読む筋肉が付くことはありません。少々、挑発的な内容ですが、これが案外、国語の学習の本質だと確信しています。
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