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人間は斯くも忘れる生き物よ…忘れた頃の漢字テスト

2025/02/14

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こんにちは。


大人になると「あっ、忘れた!」ということはしょっちゅうでしょう(私だけかもしれませんが…)。
それまで何となくできていたことが、ふと「あれ?」ということがあります。

子どもたちにとって「あれっ?」というものの一つが漢字です。
時間が経てば忘れるのは仕方ありません。人間とは斯くも忘れる生き物ですから。

といっても、テストがある児童、生徒はそんな悠長なことを言っていてはいけません。
「覚えた!」「忘れた!」を何度もくり返しながら、着実に「覚える」必要があります。
そのために、忘れた頃の漢字テスト!
試験範囲を決めてここを勉強してね、という漢字テストはその時は確実に覚えます。しかし、それも時間の問題。
いつしか忘却の彼方へと向かっていくのです。それならば、もう一度、覚え直す?また同じ範囲を覚える?

じつはそうではありません。範囲なんてなくてもいいので漢字テストをすればいいのです。
「抜き打ち」といえばそうかもしれませんが、範囲がない漢字テストを習慣化してしまえばよいのです。
漢字を覚えるときに大切なことは、「覚える」という行為だけではなく、「思い出す」という行為の頻度です。「忘却の方へ向かう」というのは消滅を意味するのではなく、いろいろな雑多な記憶の奥に潜んでしまうということです。潜みきってから思いだそうとしてもそれはなかなできない話です。ちらかった机の上から必要な書類を探すようなことで、並大抵の労力ではできません。ですから、雑多な記憶の奥に潜む前に漢字を引き出すテストを習慣とするのです。

テストを作る?それも面倒ですよね。それなら、取り組んだ市販の漢字ドリルをもう一冊買って、適当なページを選んでテストのように解けばよいのです。コピーでもかまいません。以前もお伝えしましたが、一度やったものでも忘れているものです。(忘れていなければ、この文章を読むこともないでしょう。)とりあえず繰り返し取り組めば、「思い出す」きっかけ作りにはなります。まずはそこからはじめてみませんか?

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