□■□□■小山国語教室からお知らせ■□□■□
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こんにちは。
当教室へのお問い合わせの中でも多いのが
「記述問題がまったく書けていないのですが…」
という記述問題へのお問い合わせです。
記述問題ができるようになってもらいたいというご希望になるのですが、こちらも無責任に
「ではこうしましょう」
という回答を提示することはできません。まずは、どのようにできないのかを観察しなければいけません。
ただ、このお問い合わせについて私が感じるのは
抜き出し問題・選択問題=基本問題(易しい)
記述問題=応用問題(難しい)
という二項対立です。そうすると、このお問い合わせを噛み砕くと
「易しい問題は解けるけれども、難しい問題は解けないのです」
という主旨になってくるのです。果たして、問題の形式だけで難易を区分することはできるのでしょうか。
実は記述問題が苦手な児童・生徒の中に一定数こんな子もいます。
「そもそも問われていることが分かっていない!」
つまり、問いが何を聞いている、求めているのかを読み解いていないということです。
何を書けばよいか分からないのであれば、まずは問いを何度も読み、何を求めているのかを考えなければいけません。
何に対する理由?
だれが何をすること?
何のどのような様子・状態?
言葉を補いながら、問いそのものを読解しなければ答えようがないのです。
そのように考えてみると、難しいから解けないというより、基本的な問いに対する姿勢がちがうから解けないということになります。ということは、それさえきちんと理解できれば、文の善し悪しは別としてまずは解答を作成することはできるはずなのです。
記述問題のような難しい問題が解ける「魔法」より、もっと基本的な「問いをよく理解する姿勢」を身につけることを大事にすることを教えなければいけないといつも思います。