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こんにちは。
学習指導要領改訂以降、国語の教科書もだいぶ様変わりしています。小学校から高校までどの学年の教科書を見ても、よく作り込まれているなと感心してしまいます。それは難易についての話ではありません。国語を通して何を学んでもらいたいのかがかなり明確になってきている、という感じです。
ただ、その教科書を使う人間がそのことに気づかないということであれば、それはかなり残念な話です。
「国語の教科書なんて、文章をただ読むだけだろう」
「文章を読むところ以外の単元は所詮はおまけだろ」
そんな扱いで教科書を読んでいるのであれば、国語の教科書も泣いてしまうでしょう。
人に伝えるというときにはどのように伝えるべきなのか。
客観的であるということはどういうことなのか。
これから情報といかに関わっていくべきなのか。
これからの社会で学ぶべきことが要所要所で丁寧に記されています。一年を通して、教科書を丁寧に読んでいけば、国語で何を学ぶべきなのかを十分に理解することができるでしょう。中途半端な問題集、ドリルに取り組むより大人といっしょに教科書を読んで、いろいろ考えを述べ合っていく方の学ぶべきことが多いと思います。
特に、子どもの周辺にいる大人、特に国語を教える立場である人は、国語で何を教える必要があるのか、国語ができるというのは何ができることなのかを、学習指導要領、教科書を通してよく勉強しなければならないでしょう。もちろん、それは私自身への戒めを込めてのことです。
「読み書き」の習得、コミュニケーション能力の向上などいろいろ小難しい話はありますが、少なくとも国語はいつの時代も教えられ続けてきたまさにサステナブル(持続可能な)教科です。そのことを肝に銘じてこれからも指導をしていきたいと思っています。