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こんにちは。
中学入試国語において、御三家、新御三家で出題される文章が非常に長い。わたしはこの非常に長い文章を「超」長文とよんでいます。
この「超」長文を読むというのは一つの挑戦です。御三家、新御三家を目指すということは、この「超」長文に挑むということです。
その挑戦を無防備に行っては、無残に敗れるだけです。ですから、ある術を身につけてもらいたいと思っています。
そもそも、長い文章を読むというのは「忍耐力」と「集中力」が必要な苦行です。たとえどんなに長くても、頭を使って我慢してずっと読み続けなければいけません。その「忍耐力」や「集中力」は絶対に必要ですが、限界はあります。「必要だ」ということは、なくていいわけではありません。普段の国語の勉強で、文章を頭を使って我慢して読むトレーニングは筋トレと同じように行わなければいけません。その筋トレが「熟読」です。まずは熟読をしっかり行った上で、その限界にどう対応するかを考えなければいけません。
その限界への対応が「読みの強弱」です。これは速読や読み飛ばし、雑読、斜め読みではありません。一定の調子で文章全体を読もうとするのではなく、読むべきところはしっかり、丁寧に読み込み、一方で内容的に冗長になっている部分についてはある程度の流し読みをするというように、「強く読む」ということと、「弱く読む」ということを切りかえながら読むことが、御三家・新御三家の国語の入試には必要になります。
それなら、最初からその「読みの強弱」ができるようになる術を身につけさせてくれ、という話になりますが、それが簡単にはできないのです。この術の土台にあるのが、筋トレとなる「熟読」なのです。つまり、熟読を通して得られる、文章への理解を活用しなければならないのです。ですから、まずは「熟読」でしっかり、丁寧に読むトレーニングを十分に行い、ある程度文章への理解力した段階で、メリハリをつけた読みの訓練を行っていきます。
「読みの強弱」というのは、斜め読みや速読ではありません。文章の組み立てや文章把握力に依拠した読み方です。時間制限がある試験においてはそれを実践していくことが必要になります。
御三家・新御三家の国語に「読みの強弱」で挑みませんか?