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「春の国語特別指導」の受付は3月1日(土)から始まります。
ご期待ください。
【関連ブログ】「春の国語特別指導」のご案内
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こんにちは。
もうすぐ「春の国語特別指導」がはじまります。
今回は「春の国語学習計画」を考えましょう。
国語は単元とよばれるようなものがあるような、ないようなのはっきりしない教科です。
算数・数学や英語のような明確に「このことを勉強している」という単元が認めにくいのではないでしょうか。
ですから、算数・数学なら「まずは〇〇、つぎに△△…」というように計画が立てにくいのですが、国語は少し難しいはずです。
「いやいや、文章ジャンルを並べていけば計画ができるじゃないか」
という考え方もあるでしょう。ここでお伝えしたいのは、着実にゴールへ到達するプロセスとなる学習計画です。
例えば、物語文の読解問題を解いた後、説明文の読解問題、随筆の読解問題を解くというのは、単に問題のジャンルの羅列に過ぎないということです。つまり、いろいろなジャンルの文章読解を解いていけば読解力が上がるのかどうかを見直さなければならない、「これができるようになったら、次はこれができるように学ぶ」というステップが踏めるような学習計画を立てなければならないということです。
知識問題であれば、漢字はどこからどこまでをどの日程で取り組もう、文法の確認も同様に単元ごとに日程を組んで勉強しようということが可能です。しかし、文章読解となると、先に記した通り単純にジャンルごとに並べて学習しても単なる作業で終わるので、注意しないといけません。
そこで提案です。読解問題のこんな学習計画はいかがでしょうか。
①まずは説明文、論説文のみの学習とする。
②どんなテーマのものでもよいが、学習順序として文章量の長さが短いものから長いものへと展開していく。
③かならず、「筆者は何を伝えようとしているか」ということを自分の言葉でまとめる
④③のまとめに従って、問いに答えるトレーニングを行う。
このような学習を春に時間をとっておこなっていけば、長い文章を読むことに対する忍耐力、文章を読んでから問いを解こうとする習慣は身につけられるはずです。ただし、それは読解力を身につけるはじめの一歩です。次の段階は読んだ内容と様々な知識・事実との関連付けです。それは大人の手助けが必要になるでしょう。必要であれば、当教室へお問合せください。
春の間にまずは読解力を身につけるために必要なはじめの一歩が踏み出せるように、国語の学習の本質に基づいた計画を立ててみてはいかがでしょうか。