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余計なことを考えない~文章中心主義を徹底する

2025/04/25

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こんにちは。


授業をしていると、こんなことをいう子がいます。

「ぼくは筆者は〇〇だと言っていると思う。」

どうも彼からすると、筆者が言っていることを曲解して、自分の考えを正当としているようなのです。
本人が心の中でどう思おうと構わないと言えば構わないのでしょうが、
国語という教科の枠組みの中で読み取りを学ぶという場合では、それではちょっと困ります。

大切なことは筆者の伝えていることを正確に読み取ること。
「ぼくは筆者は〇〇だと言っていると思う」というぼわーんとした感覚では、問いに対して正答を導き出すことはできません。もし仮に「〇〇だ」というのであれば、その根拠は文章の中から導き出さなければならないのです。

「みなさんはどう思いますか?」
というぽわーんとした問いが試験やテストで出題されているのではありません。
出題者は文章の中から明確な根拠を見出して、その問いと解答をセットで組み立てているのです。
とすれば、文章でどのように述べられているから、筆者は〇〇だと言っている・考えていると明確に説明できなければならないのです。

文章中心主義。
文章で示されている事柄、言葉を手掛かりに、問いに対する解答を導き出すことを徹底することこそ、国語という教科では大事になってきます。もちろん、教科という枠を超えて、コミュニケーション一般についても大事なはずです。

ぽわーんとした感覚から、徹底した文章中心主義へと早めに転換することをおすすめいたします。

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