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学校の授業で何してる?

2025/04/06

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こんにちは。


学校の国語の授業で何をしていますか?

こんな質問をされても、
「国語の勉強をしているに決まっているでしょ!」
という返事しかないかもしれませんね。

では、その国語の授業でどんな勉強をしていますか?
おそらくそれぞれの学年、担当の先生ごとで指導が異なるでしょう。

ただ一つ言えることは、
文章を読む
というところについては大きな違いはないでしょう。

小学校にしても
中学校にしても
高校にしても
文章を読まない国語の授業はないでしょう。
もちろん、文章がない国語のテストもないですよね。

国語の授業で皆さんは文章を読むことを学んでいるのです。

小学校の学習指導要領の国語に関する節から繙いてみましょう。
[第1学年及び第2学年]
読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 時間的な順序や事柄の順序などを考えながら,内容の大体を捉えること。
イ 場面の様子や登場人物の行動など,内容の大体を捉えること。
ウ 文章の中の重要な語や文を考えて選び出すこと。
エ 場面の様子に着目して,登場人物の行動を具体的に想像すること。
オ 文章の内容と自分の体験とを結び付けて,感想をもつこと。
カ 文章を読んで感じたことや分かったことを共有すること。
[第3学年及び第4学年]
 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 段落相互の関係に着目しながら,考えとそれを支える理由や事例との関係などについて,叙述を基に捉えること。
イ 登場人物の行動や気持ちなどについて,叙述を基に捉えること。
ウ 目的を意識して,中心となる語や文を見付けて要約すること。
エ 登場人物の気持ちの変化や性格,情景について,場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像すること。
オ 文章を読んで理解したことに基づいて,感想や考えをもつこと。
カ 文章を読んで感じたことや考えたことを共有し,一人一人の感じ方などに違いがあることに気付くこと。
[第5学年及び第6学年]
 読むことに関する次の事項を身に付けることができるよう指導する。
ア 事実と感想,意見などとの関係を叙述を基に押さえ,文章全体の構成を捉えて要旨を把握すること。
イ 登場人物の相互関係や心情などについて,描写を基に捉えること。
ウ 目的に応じて,文章と図表などを結び付けるなどして必要な情報を見付けたり,論の進め方について考えたりすること。
エ 人物像や物語などの全体像を具体的に想像したり,表現の効果を考えたりすること。
オ 文章を読んで理解したことに基づいて,自分の考えをまとめること。
カ 文章を読んでまとめた意見や感想を共有し,自分の考えを広げること。

※中学校、高等学校については割愛します。

上記の指導内容を読んでいると、授業の中で国語の読み取りの何を学ぶべきかが分かってきますよね。
こういうことを学年に応じて一つ一つできるようになって、読める文章の幅も広がってくるようになるのです。

もちろん、読むことだけを国語の授業で勉強しているのではありません。
書くことも話すことも学び、言語活動に必要な知識や技能も学んでいるのです。

「国語が苦手だ」
そういう方は、まずは学校の国語の授業のどのような部分が苦手であるかをはっきりさせてみてはいかがでしょうか。
単に「文章が読めない!」という言葉で右往左往するのではなく、
上記の項目のうち、どの部分が苦手であるのかを少し考えてみると、
解決も早まるのではないでしょうか。

もし難しいようでしたら、当教室でお手伝いさせていただきます。


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